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何もない自分の中にある何かを見つけるブログ

タグ:入院

今回、会社にワガママを聞いて頂き、出産に立ち会うことが出来ました。ご迷惑おかけした皆さん、この場を借りて御礼申し上げます。本当に有難うございました。

さあ、それでは一気にいきます。

 

陣痛促進剤の投与を8時半に予定していた月曜未明、なんと4時半頃から自然に陣痛が始まりました。最初は6分間隔の張りが続き、9時頃から促進剤を打ち始めるとたちまちピッチが上がり、10時半には2分間隔に。助産師さん曰く「良い陣痛が来ている」とのことで、陣痛室にも移動し、いよいよ本格的な陣痛が始まりました。

僕は11時半頃に陣痛室に到着しました。扉を開けると誰もいなかったので「え、もう分娩室!?」と驚きましたが、すぐにトイレから出てきました。部屋は薄暗かったです。その方が痛みに集中できるからとか何とか。ベッドとちょっとしたテーブルとイスがあって、洗面台と個室トイレがついていて、とにかく必要最低限のものがある感じ。

入口の反対側には分娩室へと続くドアがあり、早くあっち側に行きたいという想いが募ります。

 

肝心の嫁さんですが、着いた頃から既に辛そうでした。1~2分間隔で陣痛が来るようになり、いきみ逃しとちょっと一息の繰り返しです。ちょっと一息と言っても辛そうなことには変わりなく、良かれと思ってマッサージしても反応は薄かったです。しょんぼり。。

陣痛促進剤は徐々に流量を増やしていき、初めは30ml/hだったのが1時間半おきくらいに15mlずつ増えていきます。陣痛の進行を測るものは子宮口の拡がりです。10cmになるまでは分娩室に移動することが出来ないので、それまでひたすら痛みに耐えるしかありません。

2時間おきに検診をしてもらい、子宮口の大きさを見てもらいます。「まだ4cmくらいだね」と言われて先の長さを感じ、「6cmまで開いてきたよ」と言われて確かな進行を実感し、「大目に見て8cm」と言われて少し凹み、「9cmに近い8cm」と言われて待ち遠しさが募る、、、そんな感じです。

痛みは、僕は感じていないので全く分かりません。ただ、めちゃくちゃ痛そうでした。1分おきにやってくる痛みに対して「ふぅーうん、ふぅーうん」と言いながら、痛みを逃がしつつ耐え忍ぶのみです。陣痛が進むにつれて痛みの場所が下がってくるのは、赤ちゃんが少しずつ降りてきているせいとのこと。僕はそれに合わせて腰~尻のあたりをさすり続けますが、効果が無いどころかウザったいみたいで途中から横の椅子に座ることしか出来ませんでした。

 

17時頃、ついに分娩室へ移動しました。陣痛室から歩いて30歩程のところにあり、中は天井が高くてまあまあ広かったです。中央に分娩台があり、嫁さんがセットアップされています。部屋の隅にはラジカセがあり、天使が舞い降りる時のBGMのような、穏やかな音楽が流れていました。

僕は枕元の横にある椅子に座って、お茶を差し出したり汗を拭いたりする準備万端です。助産師さんは一人だけで、分娩室に入ってから直ぐに赤ちゃんを出そうとするのではなく、少しずつ降りてくるのを待っている感じでした。特に赤ちゃんの頭が骨盤の出口に挟まっている時が一番時間がかかるらしく、この時は結構余裕持って話していたような気がします。ひとまず赤ちゃんの頑張りを待ちます。

そうして1時間が経った頃から本格的に力み始めます。陣痛がやってきたのと合わせて、2回大きく深呼吸をした後に息を止めたまま体を丸めて思いっきり力みます。この時、嫁さんの頭を枕で包んで押すのが僕の重要任務でした。後から聞いた話ですが、陣痛室でのマッサージとは反対に、この枕押しはなかなか良かったらしいです。

力み始めて30分が経過したところで、助産師さんが一人増え、主治医の先生もやって来ました。助産師さん曰く、「もうすぐです」とのこと。既に髪の毛は見えているらしく、僕らの父親がどちらもハゲていることによるツルピカ説が否定されてホッとしました。笑

僕は相変わらず枕元にいました。陣痛の合間に赤ちゃんの方に回りこんで見てみたい気もしましたが、何となくフライングするのは悪い気がするし、最初は2人で一緒に見たいなと思いました。

 

18時35分を過ぎた頃、助産師さんが「あと2回で頭出てくるよ」と言ってくれ、ついに2回目の陣痛で頭が出ました。その後直ぐに体も全部出て、まだ姿は見えませんが産声が聞こえました。そして「お母さんと離します」と言いながらへその緒を切ってもらうと、僕らの視界からも赤ちゃんを確認することが出来ました。

その瞬間、二人が口にしたのは「ありがとう」でした。赤ちゃんそっちのけ(笑)で、互いの痛みや頑張りを労いました。まるで一瞬の出来事でしたが、一生忘れることはないと思います。

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それから直ぐに赤ちゃんを拭いて、大きさを測ってもらいます。身長48.5センチ、体重3142グラムと、特別大きくも小さくもないサイズでした。予定日10日前ということを考えれば、実に妥当なサイズです。ひとまず健康に問題もなさそうで一安心。

ひと通り処置が終わってからも直ぐに妊婦を動かしてはいけないらしく、20時半くらいまで分娩室にいました。その間、赤ちゃんも一緒にいたので写真を撮りまくったり、親に連絡したり、何やかんやバタバタしてたような。その後、「出産後は個室がいい」との希望で個室の病室に移動し、少し遅めの晩御飯を食べました。

陣痛室で8時間、分娩室で1時間半、朝4時半の陣痛開始から計算すると、全部で約14時間。初産婦としてはまあまあ平均的な時間です。全体を通しての印象としては、いきみ逃しの時に呼吸に合わせて声を出すことはありましたが、「うぎゃーーーー」とか唸るような声を上げることもなく、落ち着いた安産だったのではないかと思います。嫁さんが言うには、「2ヶ月も入院してほとんどが顔見知りの中で恥ずかしい」との理由でなるべく声を出さないように頑張ったんだとか。すごい精神力です。

 

こうして、無事初めての出産を終えることが出来ました。と言っても僕は何もしていませんが、本当に立ち会い出来て良かったと思います。

お産って、女性にとっては命をかけた大仕事です。陣痛は痛いだろうし、不安がない訳がありません。そんな嫁さんにとって少しでも力になれたのであれば嬉しいですし、何も出来ないからこそせめて一緒にいて声をかけるくらいはしなきゃいけないと思いました。そして一緒に頑張るのは僕らだけでなくて、赤ちゃんも同時に一生懸命頑張って外に出てきてくれているので、その瞬間を応援することが父親の勤めかと思います。

もし立会い出産するかどうかで悩まれている方がいらっしゃったら、絶対に立ち会いするべきです

すっかり時間が経ってしまいましたが、きちんと記録に残しておきたいと思います。

出産予定日を24日に控え、みるみるうちにお腹が大きくなってきました。床に落ちたものを拾ったり寝返りをうつだけでも一苦労、「早く生まれてくれー」という冗談も言ってました。

 

そんな中、ちょっとしたアクシデント(?)がありました。予定日まで2週間の4月10日、いつもと違う感じのオリモノが出たとのことで病院に行ったところ「破水疑い」のために入院となりました。

破水と陣痛って、どっちが先かは人それぞれらしいのですが、破水から先に起こっちゃった場合は赤ちゃんを守る羊水が子宮の内側に触れてしまうために感染症のおそれがあるとのこと。その為、破水が確認された場合は48~72時間以内には体外に出さなければいけないらしいです。陣痛促進剤打つとか帝王切開とか。どちらも身体に負担のかかることなので、自然に陣痛が始まるほうが望ましいみたい。

とりあえず病院で一泊、翌朝に血液検査で感染症とかのチェックをして何もなければ退院とのことでした。ちなみに、切迫早産で2ヶ月も入院してたもんだから、準備万端だし入院に対する不安もないし、助産師さんたちは「おかえりー」的なノリだったりで、割りかしリラックスしてその日は過ごせたようです。

そして、気になる検査の結果は「破水なし」。そのままお昼すぎに一人で退院してました。ちなみに入院費22,360円位かかりました。。。

 

そんなフェイントをくらった日の夜(25時ごろ)、またしてもちょっと違うオリモノが出たとのこと。しかも今回は臭いが違うと。「今度こそ本当に来たかもしれない」ということで、またも病院に、、、行きませんでした。だって、また病院行って「破水なし」って診断されるのも微妙だし、そもそも予定日まで10日あるし、意外と入院費かかるし。

翌日は土曜だったので、西新とかマリノアとかブラブラ歩いてました。ずっと欲したかった一人用のスーツケース(ゴロゴロ)を買ったり、夜は近くにあるチェーンの居酒屋さんで食事したりと、デートっぽいデートはかなり久しぶりで楽しかったです。

 

と、ここまではプロローグ。ようやく本題が始まります。

前日にさんざん歩き回った日曜の朝、またもや臭うオリモノが出てきました。「これは本当に来たかもしれない」と思い、入院の準備をして病院へ。するとちょうど主治医の先生が当直でいたおかげもあり、検診をしてもらって「破水」が確認されました。子宮口も2cmくらい開いているとのこと。

そして重要なのがいつ破水したのか?なんですが、今回は金曜夜25時となりました。つまり、感染症を考えると体外に出さなければいけないリミットまであまり時間がありません。結果、翌日の朝8時半から陣痛促進剤を打って陣痛を起こすことが決まりました。人によって効くかどうかは個人差があるので一概に言えないのですが、順調に進めば明日生まれます、ってことです。

ここまで来れば覚悟を決めて、先生と助産師さんを信じて、お腹の中の赤ちゃんと一緒に頑張るしかないです。祖母からは「おめでとうー!」と謎のフェイント電話がかかってきたりしましたが、僕らは穏やかにLINEしながら翌日を待ってました。全ては朝8時半から始まります・・・

 

>>【プレ父⑱】立会い出産

まるっと一週間前の出来事ですが、無事嫁さんが退院しました!

以前、退院できるかも!?となって駄目だった頃から経験値を蓄え、NSTと呼ばれるお腹の張りを図る検査を問題なく乗り切る方法も覚え、点滴の針を刺すことが難しくなってきたことを機に内服リベンジが始まり、そこから1週間、湯船に入浴することが許可されるも「油断したらまた悪くなる」との想いで入浴を断り、満を持しての退院です。

いやー、本当によく頑張ってくれました。入院したのが27週目で退院が34週目なので、約2ヶ月弱ずっと病棟にいたのは結構なストレスだったと思います。ご心配おかけした皆さんも、本当に有難うございました。

kansha

 

退院当日は朝9時半に迎えに行って荷物を持って帰り、少し休んでまた病院に行きました。目的は「立会学級」。立会希望の夫婦はなるべく受けるようにとのことで、20組ぐらいの方が参加されていました。

内容としてはまず赤ちゃんが生まれてくる仕組み、それから当日の陣痛から出産までの流れを説明してもらい、最後に実際のお産の写真をまとめた感動的な動画を見るといったものでした。

総じて感じたことは、お産って大変!結婚式なんて比じゃないくらい家族にとっての一大イベントです。一番大変なのはもちろんお母さんなんだけど、何も出来ないけどそばにいて一緒に頑張ろうとするお父さんと、そして中から一生懸命頑張って出てこようとする赤ちゃんが初めて出会うために皆で力合わせて乗り越えるものなのかなーと思いました。

途中の休憩時間に妊娠エプロンなるものを付けてみたのがこちら。

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どーん。

これ自体が重たいかと言われればそこまで大したことないけど、約4kgくらいを常に身に付けて生活するのは本当に大変だと思います。今ニュースで妊婦いじめとか言われてますけど、そんなことしちゃダメです、絶対。

 

さて、明日で予定日まで丸1ヶ月となりました。3日前の検診では体重2350gと、すくすく順調に育ってきてくれてます。あと1か月後には生まれてると思うと何だか変な感じですが、残り1ヶ月の夫婦生活を楽しみながら誕生を待ちたいと思いますー!

 

【プレ父⑯】いざ臨月 >>

お久しぶりです。
だいぶサボってました。

というのも、色々あったんです。
ブログネタになりそうなことが色々ありすぎて、
どれから書いていいか分からなくなったというのが一番もっともらしい言い訳です。

そんな訳で、先ほど一気にこれまでの分を書いてみました。
興味お持ち頂ける方は、以下よりお時間ある際にご確認下さいー。

【プレ父⑦】切迫早産で入院
【プレ父⑧】入院生活・独身生活
【プレ父⑨】退院!?
【プレ父⑩】手続きアレコレ
【プレ父⑪】二郎くん
【プレ父⑫】お役立ちアプリ
【プレ父⑬】入院生活2

 

また個人的な報告ですが、1ヶ月半で5kg痩せました。
もう少し絞れたら「田中流ダイエット」について書いてみたいと思います。

要は、継続させる工夫と気合いです。

 

さてさて、出産予定日まで残り60日を切りました!
既に嫁さんのお腹もエライことになってきてます。

生まれてくるまで不安は尽きませんが、
このまま無事に元気で生まれてきてくれるのを祈るばかりです。

がんばれーーーー!!

 

【プレ父⑮】退院&立会学級 >>

入院生活も1ヶ月が過ぎ、慣れてきたり、早く帰りたかったり、
色々と大変なことがあったりなかったり、そんな今日この頃です。

 

まず大変なことが、食事です。

入院当時、出汁が染みてて美味しいと言ってましたが、
そのメニューが2週間でローテーションしていることが分かってきました。

また、そもそもがオール和食。
米とFish or Chikenと小鉢的なやつ。

食べることが大好きなうちの嫁さん、
これがなかなかのストレスとなってるようです。

そこで編み出した解決法が、夕食チェンジ作戦です。
ずばり僕が嫁さんの病院食を食べて、嫁さんは僕がコンビニで買ってきた弁当を食べる!
僕は普段なかなか食べない健康的な食事を、嫁さんは普段ありつけない代物を食べる!

なかなか理にかなった作戦ではなかろうかと思います(´ε` )

 

そしてもっと大変なことが、点滴です。

点滴生活も1ヶ月弱、既に腕のあちこちに穴が開いてます。
特にうちの嫁さんの場合、点滴を挿しにくい血管らしく、
看護師さんは2,3回失敗したら次の人に交代するのですが、最高4人抜きを達成してました。

自分が今まで点滴をしたことなかったので驚いたのですが、
点滴って血管に針突っ込んでるし、漏れたりするし、本当に痛そうです。

一日も早く内服に再挑戦できるよう祈ってます。

 

逆に色々と楽しいものも持ち込んでます。

最初はナンプレ、それからポータブルDVDプレイヤーをヤフオク!で買って、
家中のDVDを持っていってたり、最近はラッセンの塗り絵を楽天で買ってました。

あとはポテチとかチョコとか麺つゆとか柚子胡椒とか、
なかなかリラックスできる環境としては完成されてきた気がします。

羨ましいな、おい。

 

【プレ父⑭】9ヶ月目! >>

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