本日のお昼に新日本企業成長サミット2015in九州に参加させていただいたのですが、その中で基調講演をされていたFreakOut本田社長のお話が色々と面白かったので特徴的だった点を記録しておきます。
と、その前に、FreakOutさんが何をやっている会社か?ですが、こちらが分かりやすかったのでご覧くださいませ。
【初日ストップ高】東証マザーズに新規上場したフリークアウトのビジネスモデル・資金調達のまとめ。
誤解を恐れずに言ってしまえば、インターネット広告の出稿に関する仕組みをテクノロジーで改革し、人間ならではの創造性を究めていく会社さんかと思います。
個人的にはCOOの佐藤さんがキレキレという印象でした。

では、始めます。
大学卒業後にCM音楽作家のフリーランスとして活動し、「思っていたほど華やかじゃない」という理由で辞めて実家の仕事を手伝うようになり(研究所向けのシステム開発)、「現場を知る必要がある」という理由と「黒人音楽が好き」という理由からデトロイトの生化学研究所で働き始め、しばらくすると副業で日本向けのSEOサービス&アフィリエイトを頑張り一儲けし、日本に帰ってから縁あって起業し、2年でヤフーに売却し、3年間の競合避止義務が明けるやいなや国産RTBの可能性を信じてFreakOutを起業し、4年で上場。
と、所謂シリアルアントレプレナー(連続起業家)として、アドテク業界でM&AとIPOの両方を経験しているってだけでも凄いんですが、音楽→サイエンス→アドテクといった、他に類を見ない経歴の持ち主でした。ただ、いずれの仕事をするとしても「こうなるといいな、楽しいだろうな」というのを掲げて突き進むというのが持ち味なのかなと思います。

見た目や話してる雰囲気以上にバイタリティある方です!
RTBで起業すると決めた時について語っていた時の一言です。
当時、アメリカで既に成長してきていたRTBというビジネスモデルについて、国内では冷ややかな意見が多く語られていたとのこと。それらに対して、「間違いなく日本でも成長する」という信念が強かったとのことですが、それ以上に1回目の企業の時と比べてフーテンぬるくなっていた国内のアドテク業界に対する「だったら俺がやってやる」という気合いと反骨精神が全てだったとのことでした。
オフィスにバスケットコートやライヴステージがあり、経営陣も経験豊富でスマートなFreakOutさんのイメージとは反対に、流れる血は熱く燃えていることを知って、何だか嬉しくなっちゃいました。

夜になると、ダムダム聞こえ出すとか。
将来を予測する一つとして挙げられていました。
その理由としては、ただでさえ画面の小さいスマホにおいて、バナー広告の存在は悪でしかない。そんなところにナショナルスポンサーは絶対に出稿しないために市場が成長しない。また、実際にFacebookはバナー広告を採用していない。以上。
自社としてももちろんモバイルのバナー広告を取扱いされているだけになかなか衝撃的な提言でしたが、確かにそうだなと思います。あれ見てたらガラケーのサイトっぽいですもんね。また、ネイティブアドの標準化ツールなど、今後の技術発展についてもチラホラ語られていました。

「→→クリック」って書いてあるとクリックしたくなくなります。。
最後に、起業に関するコメントとして、世間に対し「NO!」と言い続けられるか?が大事、すなわちロックだ!と結論づけられていました。

シェケナベイベーですね。
最近読んだ本でスープストック東京の遠山社長が書かれた「スープで、いきます」というのがあって、この方はタイルアートの個展を開かれていたり事業計画書を物語調に作られたりと芸術家タイプの起業家だな~と思って面白かったのですが、本田社長の場合はアーティストなんだけどサイエンティストでもあるという、なかなか稀有な存在だと思いました。
今後もチケットストリートとの提携やビッグデータの解析など、アドテクの将来をリードしていくであろうFreakOutさんから目が離せません!
と、その前に、FreakOutさんが何をやっている会社か?ですが、こちらが分かりやすかったのでご覧くださいませ。
【初日ストップ高】東証マザーズに新規上場したフリークアウトのビジネスモデル・資金調達のまとめ。
誤解を恐れずに言ってしまえば、インターネット広告の出稿に関する仕組みをテクノロジーで改革し、人間ならではの創造性を究めていく会社さんかと思います。
個人的にはCOOの佐藤さんがキレキレという印象でした。

では、始めます。
①経歴が自由奔放!
大学卒業後にCM音楽作家のフリーランスとして活動し、「思っていたほど華やかじゃない」という理由で辞めて実家の仕事を手伝うようになり(研究所向けのシステム開発)、「現場を知る必要がある」という理由と「黒人音楽が好き」という理由からデトロイトの生化学研究所で働き始め、しばらくすると副業で日本向けのSEOサービス&アフィリエイトを頑張り一儲けし、日本に帰ってから縁あって起業し、2年でヤフーに売却し、3年間の競合避止義務が明けるやいなや国産RTBの可能性を信じてFreakOutを起業し、4年で上場。
と、所謂シリアルアントレプレナー(連続起業家)として、アドテク業界でM&AとIPOの両方を経験しているってだけでも凄いんですが、音楽→サイエンス→アドテクといった、他に類を見ない経歴の持ち主でした。ただ、いずれの仕事をするとしても「こうなるといいな、楽しいだろうな」というのを掲げて突き進むというのが持ち味なのかなと思います。

見た目や話してる雰囲気以上にバイタリティある方です!
②実際は気合いと反骨精神でした
RTBで起業すると決めた時について語っていた時の一言です。
当時、アメリカで既に成長してきていたRTBというビジネスモデルについて、国内では冷ややかな意見が多く語られていたとのこと。それらに対して、「間違いなく日本でも成長する」という信念が強かったとのことですが、それ以上に1回目の企業の時と比べてフーテンぬるくなっていた国内のアドテク業界に対する「だったら俺がやってやる」という気合いと反骨精神が全てだったとのことでした。
オフィスにバスケットコートやライヴステージがあり、経営陣も経験豊富でスマートなFreakOutさんのイメージとは反対に、流れる血は熱く燃えていることを知って、何だか嬉しくなっちゃいました。

夜になると、ダムダム聞こえ出すとか。
③モバイルのバナー広告は滅ぶ
将来を予測する一つとして挙げられていました。
その理由としては、ただでさえ画面の小さいスマホにおいて、バナー広告の存在は悪でしかない。そんなところにナショナルスポンサーは絶対に出稿しないために市場が成長しない。また、実際にFacebookはバナー広告を採用していない。以上。
自社としてももちろんモバイルのバナー広告を取扱いされているだけになかなか衝撃的な提言でしたが、確かにそうだなと思います。あれ見てたらガラケーのサイトっぽいですもんね。また、ネイティブアドの標準化ツールなど、今後の技術発展についてもチラホラ語られていました。

「→→クリック」って書いてあるとクリックしたくなくなります。。
④起業=ロック!
最後に、起業に関するコメントとして、世間に対し「NO!」と言い続けられるか?が大事、すなわちロックだ!と結論づけられていました。

シェケナベイベーですね。
最近読んだ本でスープストック東京の遠山社長が書かれた「スープで、いきます」というのがあって、この方はタイルアートの個展を開かれていたり事業計画書を物語調に作られたりと芸術家タイプの起業家だな~と思って面白かったのですが、本田社長の場合はアーティストなんだけどサイエンティストでもあるという、なかなか稀有な存在だと思いました。
今後もチケットストリートとの提携やビッグデータの解析など、アドテクの将来をリードしていくであろうFreakOutさんから目が離せません!